仕事中イライラした時どうする?シチュエーション別、4つのイライラ対策

イライラ

仕事中のイライラ、なんとかしたい
我慢してるつもりだけど顔に出てしまう
イライラしてしまう自分をやめたい

そんな声をよく耳にします。

イライラするのをやめたいと思っても「じゃぁ、今からやめよう」なんてできないですよね。

仕事中イライラするのをやめられなかった私も同じように感じていました。

私がよく仕事中にイライラしていたのは「思ったように仕事が進まないこと」と「できない部下」でした。同じように感じている方も多いのではないでしょうか。

イライラには原因がいくつかあり、原因によって対処法が変わってきます。

ここではシチュエーション別にイライラ対策をご紹介します。

「終わらない」「うまくいかない」イライラは仕事量と時間を数える

「やろうと思ったのに終わらなかった」

「本当はここまで進むはずだったのに!」

と思ってイライラすることはないでしょうか。

終わると思ったのに終わらない、その思い通りにならない感じがイライラを呼びます。

そういう時は、自分ができる量を実際よりも多くとらえているか、やったことをちゃんとカウントしていない可能性があります。どちらの場合も、実際にはスムーズにことが運んでいるのに理想と現実とのギャップにイライラしている状態です。

こういう時は自分自身の認識が正確かどうかをもう一度見直すことでイライラを避けることができます。

見直すポイントは2つです。

1つ目は「1日でできると思っている量は本当にできる量なのか」という点、2つ目は「自分のしたことをちゃんとカウントできているか」という点です。

まず1つ目のポイントから考えていきます。

人ってイメージするのはさっとできるので、作業時間の見積もりが甘くなってしまう傾向があります。すぐに終わりそうなことでも案外時間がかかることってありますよね。だから「午前中にこれしかできなかった」と感じても、実はそれくらいかかるのが当たり前なのかもしれません。

1日でどれくらいの作業ができるか、その見積もりを間違えると「いくら仕事をやっても終わらない」思い通りにならない感覚を抱きやすいです。

個人的な話ですが、私は学生の時から無理な計画を立てることが多かったです。1日48時間あるかのようなTODOリストをつくくっていました。「8時間あるからこれくらいできそう」じゃなくて「今日これくらい終わらせたい」って気持ちだけでTODOリストを作っていました。

何にどれくらいかかるかをちゃんと把握していないので、理由はないけど「もっとできる気がする」「もっとやりたかったのに」「それなのにできない!」となっていました。ちょっと極端な例かもしれませんが、何にどれくらい時間がかかるか改めて測ってみると仕事の進み具合に対する認識が変わってイライラも落ち着くかもしれません。

焦燥感や不安があるなら、やったことを書き出す

2つ目のポイントについてです。

ちょっとした仕事や、実際に手を動かさない仕事もしっかり仕事としてカウントしているでしょうか。

例えば同僚に一言声かけするのだって、メモをちょっと残すのだって全体をスムーズにするための重要な仕事です。

でも、まめにやってると時間かかりますよね。作業動線だって変わるし、気にかけているだけでエネルギーをそちらに持っていかれるわけですから、効率だって落ちるかもしれません。こういう小さい仕事を今日やったことにカウントするのを忘れがちです。

他にも調べ物、考え事なんかも形に残らないのでついついカウントを忘れて「今日は全然進んでない」と感じがちなのではないでしょうか。

形に残らないものも含め、何をどれくらいやったのか記録をつけてみることをおすすめします。

私は記録をつけてみて「あれ、私って案外仕事してるかも」「今日、がんばったなぁ」ってイライラが緩まったのを覚えています。自分が進んでいる道の途中で、ちゃんと進んでいるんだという安心感がイライラを減らしてくれます。

【関連記事】

「思い通りにいかないとイライラする理由と対策」

忙しくてイライラするなら「自己肯定感」

普段は大丈夫でも忙しくなってくるとイライラしてしまう人は「これくらいできて当たり前」「これくらいはできないと」という自分に対して課しているものがイライラの原因になっている可能性があります。

そして、仕事ができることと自分の存在価値が結びついているとイライラの指数は高くなります。

仕事を頑張ることで自分の価値を証明しようとしているケースです。

別の言葉で言うと、仕事がうまくいくと自分の存在価値があると感じる状態です。

「仕事を頑張っている自分はいいけど、ちゃんとやらない自分には価値がない感じがする」

とか

「仕事をちゃんとする自分は必要とされていると感じられるけど、うまくいかないと必要ない人間に感じてしまう」

なんて人は仕事がうまくいくことと自分の存在価値を結びつけてしまっているかもしれません。

この場合は、自分の価値と仕事がうまくいくことを切り離して考えることが鍵です。

人の価値には2種類あります。「その人自体の存在価値」と「行動によって生み出される価値」です。仕事の出来や評価は後者です。確かに仕事のできる人は重宝されますし、その職場で価値が高いように感じるかもしれませんが、それは環境が合っているか合っていないかでだいぶ変わってきます。多くの人はこのふたつがごちゃごちゃになってしまっています。

行動して生み出せる価値と関係なく自分の存在価値を感じることができれば、自分の価値が仕事の進み具合や出来によって自分の存在価値が左右されることはなくなり、自然とイライラすることも減ってきます。

自己肯定感を上げることでイライラが解決できそうです。

【参考記事】
仕事中のイライラに効く。自己肯定感のあげ方。

できない部下にイライラするなら、自分の話を聴く

悩みのほとんどは人間関係だと言われます。

部下にイライラしてしまう人も多いのではないでしょうか。

「言っても言っても伝わらない」「わからないことを聞きにこない」「言った通りにやらない…」

そんなできない部下へのイライラはどうしたらいいのでしょうか。

ここにも上記の理由があてはまることはあります。

思い通りにならなくてイライラする、仕事が進まなくて自分の存在価値が証明できないことに無意識に危機感を感じている、などの理由です。

少し別の角度から原因を考えてみます。

人間関係では相手に対して「わかってほしい」という期待が出てくることがあります。

それが部下に対して出てしまうと、部下が思った通り、言った通りに動かない時に「なんでわからないの?」と自分が受け入れられていない感じがして怒りが湧いてきます。

部下っておそらく恋人や家族、付き合いの長い友人と比べたら浅い付き合いであることがほとんどだと思います。

浅い付き合いにも関わらず「なんでわかってくれないの」「自分を受け入れてほしい」「認めてほしい」という想いが顔を出します。

表面的には仕事のやりとりなのでこの想いはカモフラージュされがちかもしれませんが、このディープな想いが出てくると途端にイライラが収まらなくなります。

これは小さい頃から持っている想いであることが多いです。小さい頃に「わかってもらえていない」「認められていない」と感じた想いがそのまま残っているのです。

その想いは例えばこんな経験から生まれます。

  • 親が口うるさい方だった
  • あまり自分のことを尊重された気がしなかった
  • 意見を押し付けられたことがある
  • 友人に合わせる傾向があった
  • 学校が窮屈に感じた
  • 日本社会が窮屈に感じた
  • 親が勧める習い事をしていた
  • 厳しい学校だった
  • 友人関係のトラブルを経験した

忘れてしまうことも多いものですが、その時に感じた「わかってほしい」「認めてほしい」という想いが心の中に残っていて、相手が自分の言ったことを理解しなかったり、言った通りに動かない時に思い出されて、再熱し、イライラするのです。

その相手がたとえ部下やそんなに親しくない人であっても、過去の想いが消化されていなければ何度も再熱してイライラすることになります。

このイライラは募った想いを感じることで楽になります。

「なんでわかってくれないの?」って気持ちがある時は、たくさん文句を言うこと、本当はこんなふうにしてほしいのに、ってちゃんとリクエストを持つことを意味します。

相手に伝える必要はありません。紙に書いたり、一人でゆっくりする時間をとったり、カウンセラーなど話を聴く仕事をしている人に聞いてもらうのがおすすめです。

なんでも言っていいなら、どんな文句を言いたいですか?

本当にしてほしいことを素直に言うなら、どんなことをしてほしいでしょうか?

もし、その中でリクエストがハッキリしたらアサーティブに伝えたり、自分で叶えてあげると落ち着いてくるかもしれません。

【参考記事】
「部下にキツい言い方をやめるための「アサーティブコミュニケーション」上手な怒りの伝え方 」

まとめ

結局、イライラする原因は自分の中にあります。だから相手が部下であっても、そうでなくても実は関係ないのです。

ただ、今イライラしているということはその想いを受け止めて手放していく、もう同じことでイライラしない自分になっていくタイミングだと考えていいのかもしれません。

「やりづらいなー」とか「自分じゃ上手くできないんだけど」なんてことがあればお気軽にお声掛けくださいね。

いつでもサポートします。

【関連記事】

「イライラが消えると、あなたはどう変わる?」
(仕事中のイライラを手放した私がどんな風になったか振り返ってみました)

 

 

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